千葉市・稲毛40歳以上のためのパーソナルトレーニングジム「REBORN」の小林です。
さて今回は、『肩関節』について‼️
肩周りには、さまざまな骨を繋いでいる関節がいくつか存在しています。
その中でも腕の骨(上腕骨)と肩甲骨を繋いでいる【肩甲上腕関節:けんこうじょうわんかんせつ】があります。
俗に肩関節と言われるところで、腕(上腕)を動かすために、さまざまな筋肉、靭帯、腱、軟骨などの組織が関わり支えています。
肩関節は、【球関節:きゅうかんせつ】とも言われ、上腕骨の骨頭が丸く、肩甲骨の【関節窩:かんせつか】のくぼみにはまり込む構造になっています。これは股関節も一緒の構造です。
そして、関節内は【関節包】といった袋に覆われていて関節の安定性を高め、潤滑油(ヒアルロン酸、タンパク質など含む油)をつくり関節がなめらかに動くように役割を果たしています。
この肩関節=肩甲上腕関節は人体で1番、自由度の高い関節と言われます‼️
私たちが何気なくおこなっている腕をあげる(挙上)といった動作は、肩甲上腕関節からもわかりますように、上腕骨と肩甲骨がつながっている関節ですので、肩甲骨の動きが大きく関わっています。
【肩甲上腕リズム】腕(上腕)は通常ぶら〜っと下がった位置から耳の横まで180度あげることができますが、そのうちの60度は肩甲骨の動きによるもので、上腕だけでは120度までしかあげられません。
上腕と肩甲骨の動きの割合が2:1といった定義のことを肩甲上腕リズムといいます。
上腕を動かす際は、肩甲骨が一緒になって動かないといけないということです。
こういった関係性から、腕があがりにくいという方は、肩甲骨が正常に動いていないことや、
その肩甲骨を支えている筋肉の機能不全、筋肉のバランスといったところが崩れてしまっていることが大きな要因です。
自由度の高い関節である反面、不安定な関節でもあり、支える筋肉、靭帯などの組織がそれぞれの役割を果たしていないと痛みにもつながりやすいです。
次回は、こういった関係性をふまえて四十肩、五十肩といった痛みを深掘りしていきたいと思います🙂
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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