肩の痛みは不良姿勢が要因⁉️

千葉市・稲毛40歳以上のためのパーソナルトレーニングジム「REBORN」の小林です。

さて今回は、『四十肩、五十肩といった痛み』について少し深掘りをしていきたいと思います。

四十肩、五十肩は、『肩関節周囲炎』といって肩関節に炎症が起きてしまい腕を動かす際に痛みや痺れが起きるといった症状です。

40代で発症することを四十肩、50代で発症することを五十肩と言われます。

ではなぜ肩関節に炎症が起きてしまうのか⁉️

例えば、重いものを担いだ時に痛みがでた、スポーツをしている最中にちょっとした弾みで肩に痛みがでたなど、きっかけがある場合もあれば、これといって何かをした覚えがないのに痛みがでてきたという方もいらっしゃいます。

前者では関節に強い衝撃が加わり、関節内の筋肉や腱といった組織が傷つき炎症してしまいますが、後者で多いのは、猫背といった不良姿勢が大きく関係しています‼️

現代の日本人の約8割が猫背と言われています

これには、スマホの普及や長時間によるデスクワーク、車の運転など、さまざまな環境下で猫背といった不良姿勢に拍車をかけてしまっていることが大きいです。

ボーリングの球くらいに重い頭が前方に突出することで、その重みに引っ張られる形で背骨は丸くなり、パソコンやスマホといった指先を動かすことが増えた一方で手首は硬くなりやすく、肩が内側に捻れてしまうといった巻き肩の状態にもなり、猫背をつくってしまいます。

そういった姿勢を長く続けていきますと、それにともない胸の筋肉【小胸筋:しょうきょうきん】、腕の筋肉である【烏口腕筋:うこうわんきん】、首の筋肉【斜角筋:しゃかくきん】といった筋肉が硬くなってしまい猫背の姿勢をより助長してしまいます。

ここで皆さん、猫背の姿勢をつくって腕をあげてみてください。

腕があがりにくいのがわかるかと思います。

長年こういった姿勢を放置していきますと肩関節周囲の筋肉、腱、靭帯などの組織がかたまり肩甲骨は前傾(前方に傾く)して、腕をあげる際の関節内のスペースを押しつぶしてしまい関節組織の衝突(インピンジメント)により炎症を起こしてしまいます。

炎症により関節内組織はどんどん癒着し、関節を動かす度に骨や腱がぶつかり擦れてしまうことで、腱の断裂といったことにもつながってしまうのです‼️

猫背を改善するためには、肩甲骨を支える筋肉肩を支える筋肉手首を支える筋肉といった日頃使えていない筋肉を鍛えていくことで、猫背によって硬くなっていた筋肉を緩め、関節、骨の位置を正常な位置に戻し、関節の可動域をあげることが大事になります。

それによって、関節内の動きがスムーズになり痛みの改善につながります。

又、猫背改善は胸が開くことで深い呼吸ができるようになり、心肺機能や基礎代謝など身体のさまざまな機能にも良い影響につながっていきます。

現在痛みがないという方でも、猫背を自覚されているようでしたら、いまのうちに予防対策をしていきましょう‼️

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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